襖の汚れや破れがあるなら、ぜひ自分で張替えをしてみませんか。襖は5年から10年もすれば汚れてきたり、思わぬことで敗れてしまったりと劣化は避けられません。なんとなく放置してしまったという方も多いのではないでしょうか。業者に頼めばきれいにしてもらえますが、自分でも思いのほか簡単に張替えができるのでぜひチャレンジしてみましょう。襖には種類がいくつかあります。木の骨組みに和紙が張り付けてある本襖、木製の芯とボール紙でつくられているチップボール襖、重量感のある戸襖、軽量で安いのが魅力のダンボール襖、芯に発砲スチロールを使用している発砲スチロール襖です。襖紙にも和紙、織物、水で張り付けるタイプ、熱で張り付けるアイロンタイプ、裏紙を外して張り付けるシールタイプがあります。張替えしたい襖がどんなタイプの襖であるか、どんな襖紙で張替えしたいかを考えてから作業に移りましょう。

襖の張替えをするのに必要な道具など

襖の張替え作業にはまず襖紙、そのほか道具としてインテリアバール、マスキングテープ、カッター、定規、はけを用意します。熱で張り付けるタイプの襖紙なら、スチームアイロンを用意します。手順はまず引手を、インテリアバールを使って外します。次に襖枠にのりがついて汚れてしまわない様に枠全体にマスキングテープを張ります。そして襖紙の実際に張り付ける位置を決め、ずれたり曲がったりしないように丁寧に張り付けていきます。はみ出した部分をカットし、引手を再び取り付けたらマスキングテープをはずして完成です。業者に依頼すると一面につき3,000円から5,000円あたりでやってもらえますが、DIYブームもあり、自分で好みの雰囲気に張替えするのも楽しいです。お部屋の雰囲気を変えることもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

襖の張替え、タイプ別作業のコツ

襖の張替えが初めての方にはぜひアイロンタイプの襖紙をおすすめします。比較的簡単に作業ができ、仕上がりもきれいです。コツはアイロンを高温に温め、まず中心部分にアイロンをあてます。十字にゆっくりとすべらせながら張り付け、中心部分が決まったらアイロンを一定の進行方向に向けた状態で中心部から外側に向かってすべらせます。全体を張り付けられたら最後に周囲を一周すべらせます。アイロンの角の部分を上手に活用するときれいに仕上がります。アイロンタイプのほか、水で貼るタイプであれば襖紙をできるだけ丁寧に取り扱い、襖枠を汚さないように気をつけましょう。はみ出した部分の切り取りは、襖紙が完全に乾いてから行うようにしましょう。カッターにのりが残っていると切れ味が悪く、襖紙を痛めてしまいます。カッターについたのりはこまめに拭き取りながら使用しましょう。